ガラスブランド
アメリカにはその昔、
たくさんのガラスメーカーがありました。
どのメーカーも個性的なデザインの食器たちを生み出し、
今も世界中にたくさんのコレクターがいます。
まずは【Federal/フェデラル社】
1900年にオハイオ州コロンバスで生まれたガラスメーカー。
ファイヤーキングを手掛けるアンカーホッキング社の
ライバル的存在で人気ブランドメーカーのひとつ!
1979年に幕を閉じる80年という長い間、
マクドナルドやバーガーキングの飲食店、
航空会社、プロスポーツチームなど、
多種多様なアドバタイジングマグを生み出しました。
ディズニーランドやディズニーワールドなど
ディズニー公式ショップで販売されていたマグは
ほとんど『フェデラルグラス社』が製造していました。
足があるマグは『フッテッドマグ』
別名トールマグと呼ぶこともあります。
270ミリリットルも入るからたっぷりサイズ♪
こちらもファイヤーキングと同じくミルクガラスで有名な
【Hazel Atlas/ヘーゼルアトラス社】
1902年に設立され1970年代まで製造が続いた食器メーカー。
色鮮やかなパステルカラーやキュートな絵柄が
とっても魅力的!
裏にはヘーゼルアトラス社のマーク!
1917年~1980年まで続いた耐熱ガラスブランド
【Glasbake/グラスベイク社】
フェデラルやアンカーホッキングなどと肩を並べ、
グラスベイクも数多くのアイテムを生み出しました。
ぽってり型のかわいいマグは280ミリリットルも入るビックサイズ。
裏にはグラスベイク社のマーク!
【Libbey/リビー社】は
1878年にウイリアム・リビーがガラス工場を買い取り
1892年にスタートしました。
第二次大戦後、大量生産に成功したことで、
アメリカで最も有名なガラスメーカーになりました。
今ではメキシコ・オランダ・ポルトガル・中国にも工場があって、
世界中で愛用されています。
裏にはリビーグラス社のマーク!
みなさんはどのマグがお好みですか?
ブランドで選ぶのはもちろんだけど
柄やその時のインスピレーションで
チョイスしてみるのもオモシロイ♪
どのメーカーのマグも耐熱製品だから
電子レンジ・オーブンOK。
そうは言ってもガラスだから
急激な温度変化には要注意!
新潟みたいな寒~い冬はキンキンに冷えたマグを
少し常温に戻してから熱いお湯を注ぐ。
あれこれ知って使って!
それぞれの良さを楽しんでください♪
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